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【B's MIバー】数十ミクロン単位の歯科治療が可能となる歯科器具

B's MIバー2000年にFDI(国際歯科連盟)により、Minimal Intervention Dentistry=MI:最小限の侵襲に基づく歯科医学が提唱されました。当院では院長が開発したΦ460μmのB's MIバーで虫歯だけを除去して、健康な歯を極力削らない治療を行っています。

※B's MIバーは院長の別部尚司博士が開発した手術用顕微鏡下で精密医療を行うためにつくられた世界最小の工具です。アメリカの特許と日本の医師用登録がされています。

一般的なバーとの比較
一般的なバー一般的なバー
1.
茶色く見えるのが虫歯です。

2.
一般的な歯科医院は左上の写真のようなバーを使って大きく歯を削ります。健康な部分まで削るのは、歯にしっかり接着するために形を整える必要があるからです。

3.
そして、このような金属が入りますが、しっくいのセメントで着けますので必ず擦れます。

4.
金属は歯に専用の合着剤、接着剤で装着します。
歯に完全に密着するわけではなく、しっくいにヒビが入り、その隙間から唾液に混じって虫歯菌が浸入して虫歯になり、再び治療が必要になる場合があります。

B's MIバー
B's MIバー1.
当院ではB's MIバーを使って歯を削りますので、感染部分を取り除き、ヒビの部分を最小限に削るだけで済みます。

2.
コンポジットレジンを盛り上げて接着による歯の補修を行うバイオミメティックビルドアップ治療を行います。歯質としっかりと接着するので、接着している限りその部分から再び虫歯になることがなく、努力によってほとんど自然歯と同じ色に仕上げることができ、境目もほとんど見えず自然に見えるので大きな口を開けて笑えます。

B's MIバーを使用した虫歯処置症例
B's MIバー
の写真の黒くなっている部分が虫歯です。虫歯(感染)のところだけを削って、 歯に似た色と硬さの充填物をつめると治療後の安定が高くなります。

当院では「ラバーダム」を使用しています
治療の際には唾液からの細菌感染を防ぐために、どうしても無理な時以外は必ずラバーダムを使用します。誤嚥、誤飲の防止にもなり、安全性が確保されます。


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