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脳をあざむく精密な歯科医療

脳をあざむく精密な歯科医療脳は2つの大きなバイアスを持っています。それは、1つは"快(かい)"を選択すること、もう1つは"新しいことに反応する"ことです。そのために必要なのが、まず"脳が正常と感じてくれるほど快適な"歯科医療です。そのためには、「脳が歯科治療を行ったと感じられないほどの精密な治療の実施」です。

生体を模した学問をバイオミメティクスといいます。先天的に形がおかしくない限り、正確にもとの自然な歯の形ととても良く似た材質での修復が必須です。


※バイオミメティックアプローチ(生体模倣学的アプローチ=健全な軟組織・硬組織を忠実に模倣すること)による治療例

例えば、私達の治療のポリシーのひとつにMI(ミニマムインターベンション)という考え方があります。これは最小限の医療介入のことで、歯科的には、「できるだけ削らない、切らない」という意味です。例えば、感染した虫歯の部分のみを削り、その形で再感染させないために、接着でシールできる材料で修復治療します。そうすれば歯の健康な部分を削ることなく保存できます。

こうしたことで、脳や神経に負担を与えず(=治療を行ったということを感じさせず)、余分に交感神経を興奮させないため、副交感神経優位な状態を作り出せるのです。

また、金属治療のように、金属を歯に残しておくために健康な歯の部分を削ることもなく、歯に負担を与えないので歯を長期に残せて、年をとっても自分の歯で咬める可能性を上げることにもつながります。

【あまり歯を削りたくない】という方へ
 


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