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【歯がなくなって困っている】という方へ

歯がなくなって困っている

虫歯や歯周病、その他の原因で歯を失ってしまったとしたら。正しく咬めないのはもちろん、咬み合わせが悪くなることで頭痛や肩こりなどを引き起こすことがあります。

※上の写真では、咬み合わせのチェックを行なっています。歯の接触で咬合紙の「咬み抜いた所」のチェックをして、調整します。

また、歯がないことで発音が上手くできなくなったり「大きく口を開けて笑うことができない」「見た目が気になる」と消極的になってしまうことがあります。歯が失われることで私たちは想像以上のデメリットを受けることになります。早めに治療してあなたのQOLを高め、毎日を笑顔で過ごすようにしましょう。

このページでは失ってしまった歯を補う治療方法をご紹介します。

【インプラント】最も天然の歯に近い治療方法
【義歯】お口にぴったりとフィットする入れ歯
【ノンクラスプデンチャーや見えないクラスプ義歯】
【コーヌステレスコープ義歯】より安定感がある入れ歯

【インプラント】最も天然の歯に近い治療方法

インプラント治療の症例

インプラントは歯を失ってしまった部分にインプラント(人工歯根)を埋め込み、人工の歯をその上に取り付けて咬む機能を回復させる治療法です。天然歯と同じように咬むことができ、術前計画をしっかり立てて正しく上手に行われば、見た目の自然さも審美性も手に入れることができます。

【当院のインプラント治療の特徴】正確に埋入するために
インプラントは、ただ埋入すればよいわけではありません。鏡を見たときあなたの口の中を観察してみてください。歯はどのように生えていますか?歯の大きさや生え方、歯並び。それは唯一の"あなたモデル"であり、大きさや形、生えている方向などは十人十色です。

サージカルステントは、将来どんな歯の形になるかワックスで作った3次元的設計図で、それを元にインプラントを埋め込む位置を緻密に計測するために使われる透明樹脂のマウスピースのようなものです。CTのデータに基づいて3次元的にインプラントの埋入位置を定め、その箇所にピンポイントで誘導する装置です。これを用いることでインプラントの位置・方向・長さなどを診査して正確に埋入することができます。

インプラント治療の流れ
1.初診カウンセリング

インプラント治療で高度で的確の治療と同じように大切なのは患者さんと医師を含めたスタッフとの信頼関係です。患者さんは「インプラント治療ってどんな方法?」「どのくらいで咬めるようになるのだろうか?」「痛みは? 日常生活に影響はあるのだろうか?」とさまざまな疑問や不安を感じるはずです。

それらをクリアにするためにも丁寧な説明=インフォームドコンセントのカウンセリングが大切です。小さなことでも気になることがあれば何でも医師に相談してください。

検査や診断結果、症状をもとにインプラント治療(治療方法・治療期間・費用)の利点・欠点についてご説明します。

どんなに優れた治療内容でも、患者さんに結果として不満が強くあれば、それは十分な治療とはいえません。しっかりとご理解、納得してからインプラント治療をスタートさせます。

2.全身疾患のある方は、事前に担当医と相談し、手術可能な状態に病状をコントロールしてから治療を行います。

 3.口腔内の診査とカウンセリング

インプラント治療のために必要な検査を行います。 お口の中の状態を詳しく調べるために、口腔内診査、歯肉の検査、レントゲン写真撮影、口腔内写真撮影、歯型取り(歯列模型作製)などを行います。これらの検査結果をもとに、3次元CT像を動かしてより詳しい治療計画を立て、ご説明します。

必要と判断した場合は、インプラント治療の前に虫歯治療や歯周病治療、口の中の細菌を減らすためにクリーニングを行います。「早く治療を進めて欲しい」と思われるでしょうが、口腔内の細菌や炎症など状態がよくないのにインプラント治療だけを行っても感染を起こさない口腔環境にはならないからです。

 4.一次手術(インプラント埋入手術 )

手術は無痛麻酔をしてから行います。骨量が足りている場合は30分〜1時間程度の手術で終わります。

<上顎の骨が足りない場合>

・サイナスリフト
歯を失うと歯槽骨の吸収が起こり、骨が薄くなっていきます。この場合は専用の器具を用いて上顎洞底部を押し上げ骨補填材を入れることで上顎洞底部の骨密度を高めます。

・ソケットリフト
顎洞のインプラントを植える穴から骨補填剤(骨生成剤)を充填して少しずつ上顎洞粘膜=シュナイダー膜を押し上げていきます。押し上げられた粘膜と骨補填剤の分、骨の厚みが増してインプラント治療ができるようになります。

<上下どちらの顎にも対応>

・骨移植術
下顎上行枝などからドナーとして骨を採取し、足りない部分にねじ止めして数ヶ月待ち骨をつくります。ごく少量の場合は、一次埋入と一緒に人工骨を移植します。

・骨再生誘導法(GBR)
骨の幅や高さがない部分に骨を再生させる方法です。2つの方法があり(1)インプラントを埋入する前に骨を増やす方法と、(2)インプラント埋入と同時にGBRを行う方法があります。

(1)歯肉のなかに骨の再生を促す特殊な膜=メンブレンを入れます。人によって多少の違いはありますが3~4ヶ月間骨が再生するのを待ちます。膜を除去すると骨が膜の下に再生しているので、インプラントの埋入手術を行います。

(2)インプラント埋入と同時にGBRを行います。約3ヶ月後に膜を除去して上部構造を作製します。メンブレンは歯科治療以外でも人工血管や人工硬膜、縫合糸などに使用されており、医療分野で非常に高い評価を得ている安全な素材です。

4.抜糸
2~3週間後に抜糸します。一次手術後、インプラントと骨が結合するまで、上顎の場合約3ヶ月、下顎の場合は約2~3ヶ月間待ちます。

5.支台装置(アバットメント)装着・印象採得(型どり)
歯肉が治癒したらキャップを外してアバットメントと呼ばれる支台装置を取り付け、上部構造(人工歯)をつくるための型をとります。

6.上部構造の装着
上部構造(人工歯・クラウン)を装着します。これでインプラント治療は完了です。

インプラント治療後のメンテナンスについて
患者さんの状態によって異なりますが、3ヶ月に1回程度のメンテナンスを受けてください。

「インプラント治療を受けたから、もう虫歯や歯周病になることはない」と安心するのは大きな間違いです。インプラントは人工物ですから虫歯になることはありませんが、歯肉はそうではありません。インプラントを埋入している部分に細菌の塊である歯垢(プラーク)がたまると支えている歯槽骨が破壊しされ、やがてインプラントが脱落してしまいます。自然歯と同じように歯周病にかかる可能性があるのです。

毎日のお手入れはもちろん、定期的にメンテナンスを受けていれば “インプラントは半永久的に使える”ものになります。

【義歯】お口にぴったりとフィットする入れ歯

義歯自分の歯が残り少なくなってしまった場合、取り外しができる義歯(入れ歯)で補います。

患者さんの残っている歯の数や歯の位置、歯がない部分の状態、正しい咬み合わせの位置などを細かく診断したうえでお口にぴったりとフィットして正しく咬める入れ歯を作成します。

【ノンクラスプデンチャーや見えないクラスプ義歯】

義歯「入れ歯のバネが目立って人前でしゃべられない」という方はいらっしゃいませんか?そんな方にぜひ使っていただきたいのが、この"ノンクラスプデンチャー"です。

ノンクラスプデンチャーの最大の特徴は、目立たないということ。金属のバネが見えずに自然な外観を保ことができます。また、弾性と強度があるので、装着感が少なく、壊れにくいといった特徴もあります。ほかにも、材質のつなぎ目がほとんどないため、お掃除がしやすく衛生的です。

ただし、素材自体の寿命は約3年程度といわれています。金属を使った入れ歯に比べて長持ちしないというデメリットもあります。

【コーヌステレスコープ義歯】より安定感がある入れ歯

コーヌステレスコープ義歯とはドイツで開発された部分入れ歯です。支えとなる歯に内冠をかぶせ、入れ歯についている外冠と組み合わせてお口に固定させます。十分な歯と歯周組織の手入れが必要です。

コーヌステレスコープ義歯の特徴
安定感があり、取り外しが簡単
茶筒は凹凸や引っ掛かりがないのに、しっかりと蓋ができます。本体を強く振っても蓋は外れませんが、蓋をゆっくり動かすと簡単に開けることができます。コーヌステレスコープもこれと同じ原理です。お口の中でしっかり固定できるうえに、着脱が簡単で残った歯に負担がかかりません。

外見からは入れ歯だとわからない
クラスプと呼ばれる金属のバネを使用していないので見た目も自然で審美的にも優れています。

もし残った歯が抜けてしまっても大丈夫
固定した歯が抜けてしまってもメンテナンスが可能なので、新しい入れ歯をつくり直す必要がありません。一度つくれば長く使用することができます。

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